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ジャンボジェット
 

噴射飛機

 
 

2012年日語組幽默演講第 三名 松尾義侃 中央日語

     
皆さん,ジャンボジェット機に乗ったことがあるでしょう   你有坐過噴射飛機吧
     
翼の端から端まで約60メートル、最大500人の満席では総重量400トンにもなるそうです、それを4っのエンジンで空を飛びます、ジャンボには幾つの車輪が付いてるか知っていますか   兩機翼的這一端到另一端之長度約60公尺 據說 滿載500人時的總重量可到400 以四個引擎在天空飛 你知道它有幾個車輪嗎
     
私の以前の会社は九州福岡にありましたから東京出張の時は飛行機を利用しました。   我以前工作的公司是在日本九州福岡 若因工作去東京出差時都坐這種飛機
     
ある日のことですいつものように東京出張の帰り、羽田空港で座席を予約し、出発待合室に向かいました当時の日本航空はすべて普通席で、私はよくジャンボの時は一番前の2人席を好んで使っていました。   有一次﹐ 我與往常一樣到東京出差的回程﹐在羽田機場預訂好坐位後就往候機室去﹐ 當時的日本航空都是普通席﹐ 坐噴射機時我都是喜歡選最前面二人座的位置。
     
ほとんどのばあい隣の席は誰も来なくてとても気楽ですから。   因大部分的時候鄰席都不會有人要坐﹐所以我都可以很輕鬆。
     
出発待合室前には今日乗るジャンボが例の通り大きな翼を広げてみんなの搭乗をまっています。私は椅子に腰掛けて出発を待つことにしました。   天要坐的噴射機與往常一樣張開機翼在候機室前面停著等待大家的登機。我坐在椅子等待登機。
     
ふと何気なく隣の席をみると、わかいまだ20,4,5才と思われる女性がなんとなく落ち着きがない状態で座っていました、私はハーン始めての飛行機旅行だなと思い、「九州ヘ旅行ですか?」と声をかけました  

突然,無意的回頭看鄰坐,坐著一位年輕約二十四 .五歲的女性﹐看起來似乎很焦躁不安。哈~?! 一定是頭一次的飛機旅行吧,這樣想的我就向她打招呼說「要去九州旅行嗎?」

     

「あの∼この飛行機が福岡まで行くんですね」

  「ㄚ~~這個飛機要到福岡的嗎」
     
そうです、今日はこのジャンボジェット機が福岡行きですね。   「是的 ,今天是這架噴射機去福岡的」
     

「本当にこの飛行機が空を飛ぶんですか 私にはまだ信じられません、こんな大きな物体が空を飛ぶなんて、絶対に信じられません」

  「真的這個飛機要在天空中飛嗎 ??我還不能相信這樣大的物體可以在天空飛﹐ 絕對不相信」
     

だったらどうして今日飛行機で行こうと決めたんですか。」

  「那 , 為甚麼今天決定坐飛機去呢」
     
私が九州出張が決まった時、会社の同僚が強引に飛行機による出張をセットしてしまったのです、九州工場で会議時間もそれに合わせて決めてあるので仕方ないんですでも今でもこの大きな物体が空を飛ぶなんてとても信じられません。   「當決定我要去九州出差時﹐ 公司的同事就一定要將坐飛機一事配在這個出差行程中﹐且九州工場的開會時間也配合著做決定﹐所以沒辦法,不得不坐。 但是到現在為止﹐還是不能相信這麼大的物體會在天空飛」。
     
そうですねー大丈夫ですよ、ご覧のように、ジャンボ機は4っの強力なエンジンを持っていますから亜音速と言って音速に近い速度で飛ぶことができるんですよ、それに、ジャンボ機は非常に安全に作られていますからもしエンジンが3っ止まっても飛行できるようになっているそうですよ。」   「是嗎﹏﹏沒問題的 妳不是看到 噴射機有四個強有力的引擎 所以能以所謂亞音速的接近音速的速度飛行並且噴射機製造得非常安全即是有三個引擎停止運作也可以飛行
でも、4っ止まるとだめですね。」   「但是四個都停了就不行了」
     
大丈夫、そこにじっと止まって浮いたままでいますから!!   「不要緊﹐ 因為會浮在天空原處不動!!
     
やがて、案内が始まって搭乗してみると、なんと彼女が隣の席にいるではありませんか、偶然とは言えお互いびっくりしたのを覚えています、乗客が乗り終えたジャンボ機は静かに滑走路向かって動き出しました   不久,廣播開始辦理登機 。當我走到座位一看, 哇塞﹗﹗在我鄰座的不是那位女士嗎? 雖說是偶然,但記得當時彼此都很驚訝。當乘客都上機坐定後﹐飛機就開始靜靜地向跑道動起來。
     
すると彼女は決して外を見ようとしません、うつむいたままです   但﹐她絕對不去看外面 ﹐只有 一直低著頭。
     
そして、「まだ飛んでないですね、飛んでないですね!!」   然後說﹔「還沒飛吧 ﹐沒飛ㄜ﹗﹗」
     
まだですよ、今滑走路向かって動き始めたばかりですよ、   「還沒有﹐ 現在剛剛開始向跑道動起來而已」
     
そして、滑走路の端に着いたジャンボ機はエンジンをふかし始めました   當到達跑道盡頭的飛機開始發動引擎時
     

「もう飛んでいますか!もう飛んでいますか!!」

  「已經飛了嗎﹗已經飛了嗎﹗﹗」
     
彼女は必死の形相で下を向いたまま私に声を掛けます   她照樣低著頭非常非常緊張的問我。
     
∼ーまだですが、もすぐ飛び立ちますよ、   ~~~還沒有 但馬上就要飛上去了」
     
やがて、ジャンボはエンジンを最大に唸り声をあげ、ガタガタと機体は大きく揺れて、滑走路を爆走し始めました。   不久飛機的引擎發出最大的低嗥聲機體嘎嘎啦啦ㄎㄚ-- ㄊㄚ大搖動開始疾走跑道 
     
ガオ∼ガタガタ∼ーーーーそしてジャンボは機首げて飛び立とうとしたその時です、   ㄎㄜ~~ㄍㄜ嘎嘎~~~~~~~~然後飛機拉高機頭正要起飛
     
彼女は「きゃーっ、」と大声をあげたかと思うと、隣の席の私に抱きついて来たのです!!   正是這時候 「ㄎ一~~ㄚ﹗」她大叫一聲之同時抱住坐在鄰席的我﹗﹗
     
ビックリするやら、照れ臭いやら、チョット嬉しいやら!   吃驚?﹗尷尬﹗﹗?加上有 些高興﹗﹗
     
遠い昔の楽しい思い出でした。   很久很久以前的一個美好的回憶。